1991-09-25 第121回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
○西野康雄君 一九六一年十月十三日の衆議院の建設委員会で鮎川説明員は、その渇水期の「流量をできるだけ増すというための施設を、ダムを作りましたり、河口せき等を作りましたり、これは流量を増すための施設でございます」。
○西野康雄君 一九六一年十月十三日の衆議院の建設委員会で鮎川説明員は、その渇水期の「流量をできるだけ増すというための施設を、ダムを作りましたり、河口せき等を作りましたり、これは流量を増すための施設でございます」。
児玉文雄さん、水資源開発公団中部支社副支社長は、長良川河口せきの魚道は高い評価を得ましたと、魚道の専門家が設計しただけじゃなくて、この方式を使った木曽川大ぜき、筑後川大ぜき、池田ダムなどで既に大量の魚が遡上して実績があり、さらに改良を加えた魚道だからと。
川幅一〇%の減少 ロ、台風時の高潮による危険――高潮を受け止めることになる 伊勢湾台風時の実例――大橋証言 ハ、地震の液状化現象による堤防決壊の危険 昭和十九年の東南海地震の実例 この周辺は活断層の巣であるこ いずれにせよ、常時TP一・三メートルで湛水されることによる海面下に住む住民の不安も含めて、以上の河口せきの危険性につき建設大臣の御所見をぜひ伺いたいと思います。
しゅんせつをすると塩害が発生するのでそれをとめるために河口せきをつくるということですけれども、現在長良川流域の塩害は長良川と木曽川に挟まれた河口の長島町のみにあり、長良川、木曽川二川を合わせて作付面積の〇・二%弱です。金額にすると三百万円ぐらいに減少したと聞きます。海水の塩分は薄まりながら上がっていくものです。
○堀込分科員 そこで、そうは申しましても全国至るところ問題が起きていることも事実でございまして、例えば代表的には長良川河口せき問題などがあるわけであります。建設省として、治水あるいは利水両面からどうしても必要だという立場をおとりになっていまして、これに対して反対運動もあるというのが状況だと思います。
こう答え、また同じく六一年十月十三日に開かれた衆議院の建設委員会で鮎川説明員は、これは建設省の河川局次長ですが、「その流量をできるだけ増すというための施設を、ダムを作りましたり、河口せき等を作りましたり、これは流量を増すための施設でございます。」、こういうふうに答えております。だから、利水が行き詰まってそして治水になっていったというふうなことはもうこれでおわかりになるかと思います。
そして、これを基本的な方向づけとして、その後にウオーターサプライ二〇〇〇でしたか、そういったものもあったりというようなことで、多少の変化はあるのでしょうが、そういう大きな方向づけに従ってここに河口せきをつくる、三重県、愛知県、名古屋、それぞれに水を供給する、あわせて洪水防止の目的を兼ねるということで各県に同意を求め、そしてその同意を得て工事を進めておるということで、どうも当初は利水目的が強かったのではないか
確かに治水の問題あるいは利水の問題、平生はそれほど支障なく生活をしておる、いざというときのことであるからなかなか理解をしていただきにくいということもあるかもしれませんが、それにしてもこんなに長期にわたって完全な理解を得られずに、しかも最近はますますマスメディアの関心なども高くなって反対運動が起こっておるというので、どうも何か住民の皆さんが、そうはいっても、必要性についても、あるいはこの河口せきがつくられたことによって
○江田分科員 長良川の河口せきのことについて伺います。 予算委員会の分科会というのは大体地元問題が多いようですが、私は岐阜県あるいは愛知県、三重県あたりは地元ではございません。
そういうことを前提に置いてこの長良川河口せきの問題を具体的に考えてみますと、どうもいまの計画の毎秒二十二・五トン、これを愛知と三重に半分ずつ分けるんだと。治水分が千分の三百七十四ありますから、これは三分の一が岐阜県、三分の二が国ですか、しかし千分の六百二十六の工事費の方は愛知と三重で半分ずつ出すんだという。
これに対処するため、長期的見通しの上に立って多目的ダム、河口せき等の建設及び湖沼の開発等を強力に推進して水資源の開発を進めてまいる所存であります。 第五に、建設業の振興等についてであります。 建設業につきましては、建設工事施工体制の合理化、経営基盤の強化、労働環境の改善等の建設業振興施策を総合的に推進するとともに、中小建設業者の受注機会の確保にも十分配意してまいりたいと存じます。
これまで水文、水質それから湖岸堤の法線あるいは河口せきの位置、こういうものに関する物理的調査は実施しておりますが、なお、この辺につきましては今後とも調査を続けたいと思っております。
○堀説明員 私ども、魚族の問題に対しましては、河口せきの設置に伴いまして水質が変わるということに対しましては、青森県を初め関係機関といままでも話し合いをし、今後とも十分話し合っていく所存でございます。
小川原湖につきましては、現在汽水性でございまして、この汽水性の塩分を淡水化するために河口せきをつくりまして塩の遡上を防ぎまして上流から入ってくる淡水で真水化を図っていく、そういうことでございます。
そこで、いま局長からお話のありました利根川と荒川水系におけるところの基本計画によりますと、いまのところ、これが完成をいたしましたのは河口せきと草木ダムでありまして、その他はまだ実は、いま計画中であるか、あるいは事業遂行中であるという状態なのでありますが、さっき恐らく私どもの同僚の山口君から八ツ場についてはお話があった思いますから、私は実は避けたいと思うのですけれども、このいまお示しになりました計画で
むしろいろいろ裁判の問題になってから、そういう工業用水の問題のやつがかえってまた今度は、一番初めの河口ぜきの目的から逆転したみたいなかっこうになっているのですけれども、そこを全体の——また後で河口せきの問題で洪水防止の問題をちょっとお聞きしますけれども、そういう何というのですか、建設省の一河川局ということだけでなくして、あの地域、木曽三川の洪水も防ぐ、それからあそこのゼロメートル地帯をどうして防ぐ、
地元の新聞見ても、被災者の中から河口せきを促進という声は一言も出てこないということをはっきり書いていますから、だからそういう点では裁判も起こっていることですし、十分住民の意見も聞き、いろいろさっきから言ったガマの問題その他の問題も検討して、住民が納得できるという状況ならおやりになるのもいいけれども、これは慎重にやるべきものだということだけをこの際指摘しておきたいと思います。
こういうことによって、ある程度の地下水の規制はやったものの、一番中心となる工業用水についてのやつはいまもってどうもなかなか結論ができていないようなんですが、この長良川の河口せきをやって二十二・五トンの水が取れていけば、濃尾平野のいわゆるゼロメートル地帯のくみ上げ対策としての工業用水なり飲料水なり、そういうものの水がないからあそこ仕方がないということのやつが、完全に解消するような量なんですか。
また、深刻化する用水不足に対処して安定した水供給を確保するため、多目的ダム、河口せき等の建設を強力に推進して水資源の開発を進めるとともに、広域的水管理と水利用の合理化に努めてまいる所存であります。 第四に、道路の整備についてであります。
たとえば工業用水の場合には、川をせきとめてダムをつくって、あるいは河口せきでもいい、それで水を持ってきて工業用水に使って、それは汚されて、そのまま河川から海へと直通に流れていくわけでしょう。農業用水はそうじゃないわけでしょう。さっき言ったように、国土の血液としてまんべんなく国土にばらまいていくという要素、大きな違いを持っている。
また、近年逼迫の度を強めている水需給に対処するために、多目的ダム、河口せき等の建設を推進して水資源の開発を進めるとともに、広域的水管理と水利用の合理化に努めてまいる所存であります。 第四に、道路の整備についてであります。
○梶木又三君 私は、河口せきの操作か操作規程に基づいて——それを完全に破って無法な操作をしておったとは申し上げません。操作規程に基づいてやられておるんだと思うんですよ。ところが、大利根の方々あるいは干潟の方々、農民の方々ですよ。こういう方々は、河口せきができれば、水の少ないときはぴしゃっとしまってしまうんだと、こういう素朴な考えを持っておられたんですよ。
私は、だからさっきのお話で、河口せきの操作よりも布川の七十五トンが、ちょうど布川地点の流量七十五トンと、この五〇〇PPMとの間に相関関係があるような気がするのですよ。これはなかなかやはりおたくは専門家だけあってよく考えられていると思うのだ。というのは、この資料をもらうと——わずか半年間ほどの資料ですが、塩分濃度が下がっておるときは必ず布川流量は百トンとか、うんと多いですわ。
○山本(幸一)委員 いまの御説明は、これは私はきのうあなたのほうからいただいたのですが、長良川河口せきについてのパンフレット、これに十分具体的に載っておりますね。これを拝見するとすべて万全ですね。文句なし。これでやればもう間違いないんだということですね。ところが、おそらくこういうことは、あなた方が県なり関係者なりに前もって話しておられると思う。私は想像する。
まず、長良川河口せきの取り上げられた時期でございますけれども、昭和三十五年から予備調査をやっております。それで、昭和四十三年度に水資源開発の基本計画を決定いたしまして、これで公団の事業として取り上げられたということでございます。
これは御承知のとおり、長良川河口せきの建設をめぐって、いま二万七千人ほどの人々が工事差しとめの仮処分を提訴中なんです。訴訟でいま争っているわけです。私は、きょうは別段議論がましいことは申し上げぬつもりです。ほんの概要二、三だけを御質問しておきまして、またいずれ次の機会にしさいなお尋ねをいたしたい、こう思っております。
御存じのように河口せき水のせきどめがございます。あの流れてくるものはみんなあそこへたまるのです。ですから、もういまひどいものです。それを九万二千トン。言うならば、説明によると八億六千万トンあるというのですね、あの霞ケ浦に。その水源がある。
しかし疎通能力をふやしただけでは、あと潮水の遡上等いろいろ障害がございますので、河口せきを設けまして、それで現状よりも悪くしないように、さらにプラスになるようにという計画をやるわけでございます。
むろん、これには霞ケ浦の開発がこれからできるんだと、たとえば利根河口せきができて、ここにも水は相当あるんだというような前提から考えておるでしょうが、その用途は何かというと、これは霞ケ浦から西北の畑地かんがいに使うんですと、こう言っておるんです。どうも畑地かんがいに使うというんですけれども、あの辺は公害でたいへんなんですよ。
それから、広域的な導水事業といたしまして北千葉導水事業、これは千葉県の印西町から流山市に至ります間を連絡をいたしまして、これによって河口せきあるいは霞ケ浦、こういったところで開発された水もやはり広域的に東京都あるいは千葉県、こういったところの水需要に対処して供給をするというようなことを構想として考えておるわけでございまして、緊急事業と並行いたしまして、このほうは調査を実施いたしたいと考えておる次第でございます